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シェアオフィスとは?基本情報やよくある疑問を徹底解説

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「シェアオフィス」という言葉をご存じでしょうか?ほとんどの方が聞いたことがあると思います。「以前と比べて最近よく耳にするようになったな」と思う方も多いのではないでしょうか。 個人事業主でオフィスを検討中の方、起業した方あるいは起業を検討中の方。さらにオフィスをお持ちでも、固定費の削減やこれからの働き方を考えたうえで、シェアオフィスにも興味関心がある方。そんな方々に、シェアオフィスの基本やよくある疑問を徹底解説します。

シェアオフィスの定義、意味は?

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まずはシェアオフィスの定義から。シェアオフィスまたはシェアードオフィスともよばれています。
シェアオフィス一番の特徴は、文字通りオフィスをシェア(共有)すること。もう少し詳しくシェアオフィスを説明すると、長期の賃貸借契約をして単独で使用する従来型の専用オフィスではなく、月額制や従量制を取り入れて、企業や個人が共同利用するワークスペースを指します。

シェアオフィスの市場動向を見てみましょう。ザイマックス総研が出している
フレキシブルオフィス市場調査2020
(https://soken.xymax.co.jp/2020/01/31/2001-flexible_office_survey_2020/)
によると、2020年1月時点で東京23区内のフレキシブルオフィスは569件。その総面積は約16万坪で、オフィスストックの約1.2%です。 10年前の2010年調査では41件/1.9万坪だったので、近年の急成長、関心の高さがデータからも読みとれます

レンタルオフィスやコワーキングスペースとの違いは?3つを比較

ところで、「フレキシブルオフィスってナニ?」と思われた方もいるかもしれません。フレキシブルオフィスとは、一般的な賃貸借契約とは違い、独自の利用規約にもとづいて提供される、柔軟な契約スタイルをもつワークスペースの総称です。

つまり概念としてはフレキシブルオフィスが上位階層で、そのなかに「柔軟な契約スタイル」を共通項としてシェアオフィスをはじめ「レンタルオフィス」「コワーキングスペース」といった、さまざまなオフィスタイプが存在するわけです。

レンタルオフィスとの違い

まずレンタルオフィスについて。これは仕事場や作業場を一時的にレンタル利用できるオフィスで、個室を利用できるケースが多いです。シェアオフィスと似ているようで、セキュリティ面や利用自由度は少し違ってきます。

フレキシブルオフィスを使いたいけどセキュリティもこだわりたい方におすすめのスタイルでしょう。

コワーキングスペースとの違い

次にコワーキングスペース。これは、共同を意味する「Co」と働くの「Working」を掛け合わせた言葉で、いわば「共同の作業場」です。コワーキングスペースとシェアオフィスは共通点もかなりありますが、享受できるメリットや利点は少し違います。

一般的にはシェアオフィスの場合、共有スペースと同時に各利用者の専用スペースがあるケースが主流です。一方コワーキングスペースは、共有のオープンスペースのみがほとんど。 物理的なセキュリティや集中できる環境が優先される場合はシェアオフィス、他の利用者との交流を目的としている、またそこから生じる新しいビジネスチャンスを重視するならば、コワーキングスペースが相応しいスタイルとなります。

シェアオフィスの基本設備、サービス

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基本設備/環境

基本的に住設備としては、占有スペースと共有スペースから構成されるケースが多いです。 共有スペースとしてはオープンスペースとしての作業空間や会議室、エントランスのラウンジなどがあげられます。会議室の場合などは、事前予約制のスタイルとなります。デスクや基本的な棚などの設備は備え付けのものが利用可能です。基本的なネットワークインフラは提供され、複合機なども共有スペースに用意されているケースもあります。

サービス

清掃などの基本サービスはシェアオフィス側で用意されます。なかには共有スペースでのドリンクサービスやパソコンレンタルサービスなどが付いているケースも。

個々のシェアオフィスによって内容は大きく異なるため、プランごとの確認が必要となります。また会議室利用や複合機、パソコンレンタルなどは使用に応じた別途料金となるケースが主流。

シェアオフィスの疑問点一問一答

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Q.契約形態は?

A.通常の賃貸オフィスでは、賃貸借契約を締結。シェアオフィスでは、賃貸借契約を締結せず、運営会社とのサービス利用契約や施設利用契約を締結します。標準的な事例として月額システムの場合、保証金や敷金は賃貸オフィスで大体1~12カ月、シェアオフィスで大体1カ月となります。月額固定費用としては、通常の賃貸オフィスよりシェアオフィスの方が割高になるケースもありますが、これは共有スペースの利用なども勘案して判断することが必要です。

Q.複数のオフィスは利用可能?

A.これは可能なサービスも存在します。たとえば複数の拠点があり、時間による従量課金制で費用清算をするサテライト型のサービスやプランなどもあります。現在のフレキシブルオフィス市場では、提供サービス内容が非常に多様化しているため、実際に検索するのがおすすめ。

Q.シェアオフィス利用で忘れがちなチェックポイントは?

A.シェアオフィスはその名のとおり「オフィスをシェア」する形態ですから、他者(または他社)と共有する設備やスペースが多いです。人の出入りも激しいため、情報漏洩やデータ窃取のリスクも高いといえます。入退出の管理をしっかりしているところや監視カメラを多く設置しているなど、不特定多数の人の動きを管理する体制を取っているか確認してください。
情報漏洩に関しては、ネットワークの確認も必要。利用者以外が簡単に接続できないよう制限や保護を徹底しているかも確認必須です。物理的&ネットワーク上のセキュリティはしっかり見ておきましょう。 不特定多数が利用するシェアオフィスは、どうしてもセキュリティリスクが高いもの。起こりうるリスクに対し、どのような対策事項を設けているかも確認できるとよりよいです。

まとめ

シェアオフィスの基本情報を解説してきました。コロナ禍や働き方改革と連動して、現在フレキシブルオフィスは非常に注目を集めています。国行政も支援をはじめており、導入に最適なタイミング。ぜひ記事を参考に、フレキシブルオフィスの選択肢として検討してみてください。

 

 

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